青魚で3割低減?!糖尿病リスク!~やっぱりお肉よりお魚が糖尿病対策~

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昨今、日本人はお肉の摂取量が増えているようです。

 

焼き肉に、すき焼き、ハンバーグにソーセージ。

大好きな食事ですよね。

 

でも。

やっぱりお肉より、お魚が糖尿病予備軍には効果的なようです。

 

今回は糖尿病と魚の関係についてお伝えします!

 


 

 

青魚で3割低減?!糖尿病リスク!

 

 

肉と魚。

本日のメインディッシュは?

 

悩むところです。

でも、糖尿病予備軍の方は、やっぱり、魚を選択したほうが良いのかもしれません。

 

ある研究結果があります。

 

青魚をよく食べる人は、あまり青魚を食べない人に比べ、約3割も糖尿病発症リスクが下がることが、国立がん研究センター、国立国際医療研究センターなどが実施している多目的コホート研究(JPHC研究)であきらかになっています。

 

青魚と言えば、アジやイワシ、サンマなどですよね!

 

理由は、EPAとDHA!

この二つのキーワード。

 

あちこちで目にしますよね。

EPAとはn-3系多価不飽和脂肪酸であるエイコサペンタエン酸。

 

DHAとは、ドコサヘキサエン酸のことです。

青魚には、このような良質な脂肪酸が豊富に含まれています。

 

n-3系脂肪酸をとることで、インスリン分泌やインスリン抵抗性も改善、魚を食べることで糖尿病のリスクを下げる効果を期待できるそうです。

 

 

国立がん研究センター、国立国際医療研究センター(JPHC研究)による調査

 

 

魚を積極的に摂取することで糖尿病のリスクが低減できる実験を国立がん研究センター、国立国際医療研究センター(JPHC研究)により、実施されています。

 

調査は岩手、秋田、茨城、東京、新潟、長野、大阪、高知、長崎、沖縄の10都府県に住んでいた40~75歳の男女5万2680人(男性2万2921人、女性2万9759人)が参加し行われました。

 

参加者は調査時に糖尿病やがん、循環器疾患を発症していませんでした。

研究開始から5年後。

 

アンケート調査の結果をもとに魚介類の摂取量により4つのグループに分類し、糖尿病発症との関連を調べました。

結果。

 

5年間の追跡期間中に971人(男性572人、女性399人)が糖尿病を発症。

 

糖尿病の発症と魚類の摂取の関連を調べた結果、男性では魚介類摂取が多いほど糖尿病発症のリスクが低下する傾向がみられ、摂取量がもっとも多い群では、もっとも少ない群に比べ糖尿病のリスクが約3割低下しています。

 

女性では魚類の摂取にかかわらず糖尿病の発症に差はなかったそうです。

 

調査結果を魚の種類ごとに分析したところ、糖尿病リスクの低下と関連が深いのは、アジ、イワシ、サンマ、サバ、ウナギなどの小・中型魚でした。

また、魚を脂の量で分けたところ、脂の豊富なサケ、マス、アジ、イワシ、サンマ、サバ、ウナギ、タイ類などで糖尿病のリスクが低下することも判明しています。

 

研究チームは「魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸やビタミンDには、インスリン感受性やインスリン分泌を改善する効果があると考えられる」としています。

 

この研究における女性で関連がみられなかった点については、女性は体脂肪が多く脂溶性の環境汚染物質の影響を受けやすい可能性が考えられる」としています。

 

 

女性でも効果?!世界での魚による糖尿病低減効果

 

 

でも、男性のみならず、女性でも効果が認められた調査があります。

それがスペイン。

スペイン保健省の支援を受け実施されている多施設共同研究「PREDIMED」では、男女ともに糖尿病リスク低減効果が認められた調査結果もあります。

 

スペインと言えば、地中海料理が有名ですよね。

オリーブなどの植物油、ナッツ類を豊富に食べ、かつ地中海での魚介類中心の食事は、もともと心臓病の発祥が少ない地域でも有名でした。

研究者らは、スペインの地中海に面するバレンシア州に在住している55~80歳の男女945人(男性340人、女性605人)の食生活について調査しています。

対象者は心臓病の危険性が高いと判定されていました。

 

結果、魚をよく食べる人では糖尿病の発症や体重増加が減ることが判明されたそうです。

研究者によると「魚をよく食べる人では、血糖値が低く、インスリンの効きが悪くなるインスリン抵抗性も抑えられていた」

 

また、「魚に含まれるn-3系不飽和脂肪酸がインスリン抵抗性を改善する。魚の油をとることで、2型糖尿病の発症を低下できる。魚を食べる食生活を奨励すべきだ」と述べています。

 

地中海沿岸地域では、地中海ダイエットによりLDLコレステロール(悪玉コレステロール)による酸化ストレスが抑えられ、動脈硬化の予防につながっていることも確かめられたそうです。

 

 

肉ではなく、魚がやっぱり良い!

 

 

魚に多く含まれるn-3系不飽和脂肪酸をよく摂取することで、中性脂肪を下げ、糖尿のみならず、動脈硬化をも予防できます。

一方、肉は飽和脂肪酸という脂肪が多く含まれています。

 

牛肉や豚肉、ハム、ソーセージなどですね。

飽和脂肪酸を多く摂取してしまうことで、血液中の悪玉(LDL)コレステロールが高くなりやすくなると言われています。

 

結果、高コレステロール、高中性脂肪となり、高血圧や2型糖尿病が増え、がんや心臓病を発症する危険性が高まると言われています。

つまり、動物性脂肪が糖尿病のリスクを上げて、魚の脂肪が糖尿病のリスクを下げるということになりそうです。

 

やっぱり、肉より、魚の食事スタイルが健康に良い、とも言えそうですね!

 

 

n-3系不飽和脂肪酸は、うつ病やアルツハイマー病を防ぐ可能性も?!

 

 

アルツハイマー病は脳にβアミロイドというたんぱく質がたまって発症します。

しかし、動物実験でn-3系不飽和脂肪酸にβアミロイドの蓄積を抑える作用が確認されたそうです。

 

つまり、アルツハイマー病を予防する可能性もあるということになります。

さらに、n-3系不飽和脂肪酸摂取後は活気が増し、怒り、不安、うつなどネガティブな感情は軽くなっていたという研究もあり、うつ病にも効果があるとする報告もあります。

 

すごいですね。

糖尿病だけでなく、うつ病やアルツハイマー病予防にも効果がありそうなのですね。

 

やっぱり、お肉より、お魚が体によい、と言えそうです。

日本人は昔から魚を多く食べてきたので、やっぱり、DNAに「魚に合わせた体質」のようなものがあるのかもしれませんね。

 

特にn-3系不飽和脂肪酸が豊富に含まれている青魚、意識して食べていきたい食材の一つですね!

 

 


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