糖尿病食事療法で重宝されている野菜、それがキャベツ!~キャベツの糖尿対策~

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糖尿病食事療法にも取り入れられている野菜、その一つがキャベツです。

身近な存在のキャベツは、糖尿の方にとって強い味方です。

 

料理もしやすい野菜の一つ、キャベツの効用についてお伝えします!

 


糖尿の強い味方「キャベツ」とは?

 

 

キャベツは食卓に欠かせない野菜として馴染み深いが、その歴史は古いのです。

大西洋や地中海の沿岸を原産地とし、紀元前600年頃にケルト人がヨーロッパ各地に伝え普及したとみられています。

 

日本では、江戸時代の末期頃から栽培されるようになり、戦後になり食生活が洋風化したのにともない消費が増えました。

原産地の気候から旬の季節は冬だったが、品種改良によって通年で収穫できるようになりました。

 

キャベツは生産が安定しているので、年間を通して1個150円~300円と比較的安く手に入るので、野菜の中でも、日本人にとって非常に身近な野菜ですね。

キャベツは葉がやわらかく味に癖がないので、生でも、炒めても、煮ても食べられ、料理も和食、洋食、中華のどれにでも合います。

 

農林水産省の調査によると、日本人1人当たりのキャベツの出荷量は年間10kgになるそうです。

 

糖尿に効果!キャベツは食物繊維が豊富!

 

 

キャベツは生100g当たり23kcalと低エネルギー。

食物繊維が1.8gと豊富に含まれています。

 

食事で食物繊維をとると、炭水化物の吸収を遅らせることができ、血糖値(とくに食後血糖値)の上昇がゆるやかになる効果があるとされています。

食後高血糖を抑えられると、インスリン分泌の増加(高インスリン)も抑制され、その結果、肝臓での中性脂肪の合成が減り、血中の中性脂肪が低下する効果も期待できます。

 

また、ビタミンCやβカロテンなどのビタミンやミネラルも豊富に含まれており、生のキャベツ100gにビタミンCは40mg、βカロテンは50μg含まれています。

 

糖尿病に強い味方!満腹効果の高いキャベツ!

 

キャベツの特徴は、何といっても、食べ応えですね!

しっかりした食べ応えのキャベツは、咀嚼回数を増やすことが大きな効果です。

 

つまり、「よく噛む」ことですね。

よく噛むことで、脳でのヒスタミン神経活動が刺激され、満腹感を得られやすくなり、食べすぎを防ぐことが期待されます。

 

また、食欲に関係するホルモンであるレプチンの分泌も刺激すると言われています。

レプチンは脂肪細胞から分泌されるサイトカイン(生理活性物質)の一種で、食欲を抑制する作用があるとされています。

 

脂肪が増えた肥満の状態ではレプチンに対する感受性が低下します。

レプチンのはたらきが改善すると、糖代謝が良くなりインスリンの感受性を高め、エネルギー消費を増やしたり、食欲を抑えられるようになると言われています。

 

糖尿病食事療法!食事の最初に、キャベツ!

 

 

糖尿病の食事療法において、キャベツは重要な存在だと言われています。

特に大事なのが、食べるタイミング。

 

食事のいちばん初めが適していると言われています。

1回に1玉の6分の1程度のキャベツを生のまま、よく噛みながら10分程度かけて食べる方法が効果的だと言われています。

 

冒頭のように、豊富な食物繊維は血糖値上昇を抑えたり、満腹感を得られやすいことが大きな理由です。

 

キャベツを筆頭に「アブラナ科」は糖尿など死亡リスク低下

 

 

国立がん研究センターなどの研究チームは、アブラナ科野菜の摂取量が多い人は、がん、心疾患、脳血管疾患の死亡リスクが低下したと発表しています。

アブラナ科野菜は、キャベツを筆頭に、ダイコン、小松菜、ブロッコリー、白菜、チンゲンサイ、カラシ菜、フダンソウなどです。

 

アブラナ科野菜の摂取量により5つのグループに分類して比較したところ、全死亡リスクは、アブラナ科野菜の摂取量がもっとも少ないグループと比較して、もっとも多いグループで、男性では14%、女性では11%低いことが明らかになったそうです。

心疾患でも17%、脳血管疾患では11%、死亡リスクがそれぞれ低下しました。

 

研究チームは、「アブラナ科野菜にはイソチオシアネート抗酸化性ビタミンなどが多く含まれている」と指摘しています。

「イソチオシアネート」は野菜などの辛味成分で、抗がん、抗炎症、抗酸化活性の作用があるとされています。

 

糖尿病だけではなく、ガンも含めて、死亡リスク全体を低下させる効用があるようですね!

 

糖尿の方は毎日食べたい!キャベツ料理!

 

 

キャベツは糖尿の方にとって強い味方です。

近所のスーパーなどでも常に買える野菜ですね。

 

さらには、料理がしやすいことも挙げられます。

生で食べても良し。

 

和食・中華・洋風などなど。

あらゆる料理に適応できる、便利で有り難い存在です。

 

糖尿病の友人は、ごはんの代わりにキャベツに変え、糖質を極力減少させる方法をとっている方もいます。

食べ応えのあるキャベツは、ある意味、主食にもなり得るってことですね。

 

糖尿の方、そして料理をする方、双方に有り難い存在ではないでしょうか!

 


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