糖尿病から自律神経失調症?!~糖尿病と自律神経との関係~

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自律神経失調症って知っていますか?

 

ストレス社会で自律神経に異常をきたしてしまう症状なのですが、これが糖尿病を発症した方で、同じような症状が出てしまうことがあります。

特に、自律神経は無意識のうちに働いていることもあり、知らぬ間に悪化することも少なくありません。

 

自分の意識でコントロールできない分、逆に意識的にケアする必要があるのかもしれません。

今回は人間にとって生きていく上で欠かせない自律神経について、糖尿病との関係性を含めてお伝えします。

 

 

「体性神経」と「自律神経」とは

 

 

人間の体には「体性神経」と「自律神経」という2つの神経があります。

 

体性神経」とは、意識、つまり大脳皮質と直結した末梢神経系で、自分の意思などで働く神経です。

体性神経」は「感覚神経」と「運動神経」に分けられ、「感覚神経」は皮膚感覚で触れた、触ったなどの感覚で、「運動神経」は手を挙げる、歩くなどからだを動かす神経です。

 

そして「自律神経」は自分の意思とは関係なく働く神経の総称で、主に生命の維持に必要な器官を調整し、コントロールする神経です。

主に循環器、消化器、呼吸器などを無意識に調整し、24時間働き続けている神経です。

 

自律神経」は「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、「交感神経」は緊急時やストレス時に働き、心身を活発にする神経で、「副交感神経」は心身を休め回復させ、体のメンテナンスを担う神経です。

 

このように神経は自らの意志で働く「体性神経」と無意識に働く「自律神経」があるのです。

 

今回は特に糖尿病に深い関係のある「自律神経」について深堀します。

 

 

2つの自律神経、「交感神経」と「副交感神経」

 

 

前述の如く、自律神経は「交感神経」と「副交感神経」があります。

 

この「交感神経」と「副交感神経」はシーソーの様な関係にあり、どちらか一方が働いているときは、もう一方は休んでいるような神経となります。

 

「交感神経」は戦闘などの緊急時に活発化して、からだのエネルギーを最大限引き出すための神経で、「副交感神経」は寝ている時などからだを回復させるための神経となります。

 

それぞれの働き例は以下です。

 

「交感神経」

 

緊張、運動、闘争などの際に活発化。

心拍数増加、血圧上昇、血管が縮小、呼吸が早くなるなどの働きとなります。

 

「副交感神経」

 

回復、リラックス、睡眠などの働きを担う。

心拍数減少、血圧下降、血管拡張、呼吸がゆっくりとなるなどの働きとなります。

 

 

一般の健康な人はこの「交感神経」と「副交感神経」が状況に応じて無意識にバランスよく働いてくれます。

 

 

「自律神経失調症」と「糖尿病の自律神経障害」の違いについて

 

 

糖尿病は、神経障害を併発させてしまいます。

そのため、手や足などの前述の「体性神経」に障害が出る場合も多いのですが、「自律神経」にも影響を与えてしまうのが糖尿病です。

 

「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れることで、自律神経失調症のような症状が多くみられます。

バランスが崩れた時に起きる症状が以下です。

 

【自律神経障害の症状例】

・すぐにのどが渇く
・頻尿、多尿
・体がだるい
・疲れやすい、疲れがとれない
・手足がしびれる
・動悸
・息切れ
・立ちくらみ
・耳鳴り
・不眠
・微熱が続く
・イライラする
・集中力が続かない
・便秘気味となる

などです。

 

私の場合、のどの渇きや多飲多尿の傾向がみられましたが、その他、耳鳴りと便秘が気になりました。

特に血糖値の一番高かった時期には、この傾向が顕著でした。

 

耳鳴りは寝る前と起きた後で発生。

便秘も顕著で、酷いときには1週間に1回ほどしか便通がありませんでした。

 

また、投薬による低血糖の症状も重なったためか、立ちくらみも多発しました。

全体的に、客観的にみても、自律神経のバランスが崩れていたようにも感じます。

 

これらの症状はいわゆる「自律神経失調症」も、「糖尿病の自律神経障害」もほぼ同じような現れ方となります。

つまり、症状がほぼ同じで、実際に自律神経の異常という面では同じなのです。

 

しかしながら、大きく違うのは、その発生した要因がどこから派生したものか、という発症原因が根本的に異なります。

「自律神経失調症」は主にストレスが原因ですが、多くの場合、原因不明なところがあります。

 

しかし、「糖尿病の自律神経障害」に関しては糖尿病が原因となっており、糖尿病が改善することで「自律神経障害」が改善できるという部分が異なります。

 

 

自律神経を整える方法

 

 

「自律神経失調症」と「糖尿病の自律神経障害」の発生原因は異なりますが、症状も似ており、自律神経が影響されている点は同じです。

 

その点から鑑みますと、自律神経を整える生活習慣を取り入れることはいずれにも有効な手段となります。

以下、自律神経を整える方法です。

 

 

【自律神経を整える方法】

 

①軽度な運動を継続

有酸素運動、例えばウォーキングなどでゆっくりと鼻から酸素を吸って、口から吐くなどはリラックスでき、副交感神経を活性化することができます。

水中ウォーキングや激しくない程度の水泳なども効果的です。

 

ただし、私のように、狭心症の可能性があった場合は運動も注意が必要です。

変な動悸が続いた場合、運動を控え、医師に相談してください。

 

②十分な睡眠

睡眠はリラックスできる副交感神経が一番働く時間帯です。

適切に十分な睡眠が重要となります。

できれば、生活のリズムを毎日合わせ、早寝早起きが好ましいリズムとなります。

③バランスのとれた食事

「糖尿病の自律神経障害」の方は特にバランスのとれた食事が肝要です。

炭水化物を少なくし、緑黄野菜を多く取り、肉よりも魚を食べるようにします。

 

血糖値の高い方は、豆類や海藻類を多くとるのがコツです。

 

全体量もバランスを見ながら、1日3回の食事時間もできるだけ規則正しく食事します。

そして、良く噛み、できるだけ時間をかけて食事することは、副交感神経にも良いですが、低血糖症などにも有効です。

④お風呂

自分が一番リラックスできる温度、少しぬるめのお風呂でゆっくり入るのが副交感神経には良い影響があります。

熱いお風呂でカラスの行水はNGです。

狭心症の可能性のある方にとっても、急な温度変化は非常に危険となりますので注意してください。

⑤マッサージ

マッサージは血行が良くなり、気持ち良い程度のマッサージは副交感神経にも好影響があります。

糖尿病の方は足先などに神経障害がでてきますので、血行を良くするためにもふくらはぎなどのマッサージも効果的です。

⑥お酒

お酒に関しては当然飲みすぎはNGです。

また医師の処方内容によっては控えるべきですが、適度の飲酒は百薬の長。

少しのお酒は血行促進につながり、睡眠の質が高まることもありますので効果が期待できます。

 

⑦ハーブティー、アロマ、音楽

 

ハーブティーは個人個人の好みが分かれるので、もし、自分が好ましいと感じるのであれば、有効に作用します。

ハーブティーが好きな方はカモミールやジャスミン、パッションフラワーなどが有効です。

カフェインの取りすぎはNGですので、飲みすぎは避けましょう。

 

アロマもヨーロッパでは芳香療法として古くから活用されていますので、自分に合うという方には有効です。

例えばですが、肩こり、頭痛はラベンダー、ペパーミントなど、動悸はローズマリー、ラベンダー、ティートゥリー、サンダルウッドなど、不眠はベルガモット、イランイラン、ローズマリーなど、様々な効用が期待できますので、適度に活用して副交感神経を高めましょう。

 

落ち着く音楽も有効です。

音楽も人の好みですが、自分が聞いていて心が落ち着く、リラックスできる、そんな音楽があれば、副交感神経の働きを促してくれます。

 

 

以上です。

糖尿病って本当に恐ろしいですね。

 

動脈硬化で心筋梗塞、脳梗塞。

腎臓や肝臓への負担。

 

緑内障による失明の恐れ。

そして、各種の神経障害。

 

あらゆる病を引き起こす元凶とも言える病気かもしれません。

30代、40代になった時、今までの生活を見直すことが重要ではないでしょうか。

 

実際に命の危険を感じた、私のようにならないために、今、その意識を変える時かもしれません。

 

 


 

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