血糖値上昇が高脂血症を引き起こす?!~糖尿病とコレステロールとの関係~

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私はメタボ体型を放置した結果、2型糖尿病を発症心筋梗塞を引き起こしてしまいました。

 

糖尿病はコレステロールと密接な関係があるそうです。

でも、糖尿病はあくまで血糖値の問題。

血液中の糖分濃度の問題ですよね。

 

では、なぜコレステロールが関係するのでしょうか。

今回は、この糖尿病とコレステロールの関係についてお伝えします!

そもそもコレステロールとは?

 

コレステロール。

マスコミなどにも取り上げられ、多くの方は名前だけは聞いたことがあると思います。

 

コレステロールとは、体内にある脂質(あぶら)の一種となります。

このコレステロールは良い作用するコレステロールと、悪い作用をするコレステロールがあり、それぞれ「善玉コレステロール」「悪玉コレステロール」と呼ばれています。

 

悪玉?!

いかにも悪さをしそうです。

少し見てみましょう。

「善玉コレステロール」

 

善玉コレステロールはHDL(高比重リポたんぱく)と呼ばれ、血管の中にある余分なコレステロールを肝臓へ回収する役割をもっています。

名のごとく、「善玉」なんですね。

実は同じコレステロールでも、「善玉」は大事なコレステロールで、できれば増やしたいコレステロールなんです。

 

「悪玉コレステロール」

 

一方、こちらが「悪玉」。

悪玉コレステロールはLDL(低比重リポタンパク)と呼ばれ、血管へコレステロールを運び、そのままコレステロールを増加する(放置する)役割をもっています。

 

(※悪玉コレステロールそれ自体は悪影響を及ぼすのではなく、これが酸化変性したものが体に悪影響を及ぼしてしまいます)

 

 

善玉コレステロールが多いと血液中の脂肪が減少し、善玉コレステロールが少ないと脂肪が増加してしまうのです。

つまり、「善玉」を増やし、「悪玉」を減らす、ということが大事なんですね。

 

 

コレステロールが動脈硬化を招く

 

 

一番怖いのが、動脈硬化

血中にコレステロールが増加すると、脂質異常症高脂血症)となり、動脈硬化が進み、狭心症心筋梗塞脳梗塞などの死と直結する病気を引き起こします。

 

血液中の脂肪が増えてしまうため、動脈硬化が引き起こされてしまうのです。

善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすことが、動脈硬化のリスクを減少させます。

 

私は心筋梗塞を発症してしまいました。

父もまた、心筋梗塞を引き起こしています。

 

私と父の共通点。

それが油の多い食事が好きだったことです。

 

特に中華料理。

餃子とラーメン、チャーハンをお腹いっぱいに食べることを一つの楽しみにしていたことも、動脈硬化につながったと思います。

 

父の場合、心臓バイパス手術を受けたのですが、心臓の3本の冠動脈すべてに異常が見つかり、うち一本は、手術では手に負えないほどの動脈硬化に進展していました。

 

結果、手術を終えた今でも、右側の心臓冠動脈は機能していません。

動脈硬化がどれほど恐ろしいものか、改めて実感させられました。

 

 

コレステロールが糖尿病に深い関わりがある理由

 

では、なぜ、一見関係なさそうなコレステロールが、糖尿病と関係があるのでしょうか。

ポイントは「インスリン」と「中性脂肪」です。

 

糖尿病は血液中のブドウ糖を減少させるホルモン「インスリン」が大幅に減少してしまう病気です。

実はこのインスリンは脂肪の分解を促す作用もあり、このインスリンが減少することで、血液内の「中性脂肪」が増加してしまいます。

 

この中性脂肪は、それ自体が血管内部に付着するなど、動脈硬化を引き起こします。

しかし、そればかりではなく、中性脂肪は「善玉コレステロール」を減少させ「悪玉コレステロール」を増加させてしまう作用もあるのです!

 

結果、血液中の脂質をさらに増加させてしまうこととなります。

つまり、インスリン低下→中性脂肪増加→善玉コレステロール減少・悪玉コレステロール増加という流れを作り上げてしまうのです。

 

さらに、中性脂肪は、悪玉コレステロールを増加させるだけではなく、悪玉コレステロールを酸化させる作用もあり、「質的」にも「悪玉」化させる作用があります。

 

血糖値上昇・インスリン低下が、悪玉コレステロールの「量増加」と「質悪化」(酸化)の両方の働きを促してしまうことにつながるのです。

 

悪玉コレステロールが命を奪ってしまう?

 

 

脂質異常症という病気があります。

別名、高コレステロール血症高脂血症とも言われています。

 

血液中に、中性脂肪・悪玉コレステロールが増加し、血管が詰まってしまう病気です。

恐ろしいのが、死に直結する病気であることです。

 

悪玉コレステロールや中性脂肪などが血管を詰まらせ、動脈硬化を引き起こし、心臓や脳の血管を詰まらせ、脳梗塞、心筋梗塞につながっていきます。

 

「コレステロール」と「血糖値」。

深い関係がありそうです。

鶏が先か、卵が先か、わかりませんが、血流を阻害し、私たちの生活を脅かす恐ろしいものであることには変わりがないのではないでしょうか。

 

ただでさえ、糖尿病、これ自体で動脈硬化を引き起こしますが、そこに脂質異常症(高コレステロール血症、高脂血症)が合併することで、さらにリスクが高まってきます。

 

 

 

コレステロール対策!

 

 

まず禁煙は大前提です。

そして大事なのは、当たり前ですが、食事と運動です。

 

鶏卵や魚卵などのコレステロールの多い食事を避け、コレステロールを下げる植物性たんぱく質(大豆や豆腐など)、水溶性食物繊維(海藻、きのこ、豆、根菜など)、魚類(イワシ、サバ、マグロなど)を多めに食べるようにしましょう。

 

そして運動。

コレステロールはもともと食事から摂取するよりも体内で作られる量のほうが多いこともあります。

食事も重要ですが、体内から「善玉」コレステロールを増やす活動が有効です。

 

それが、運動です。

運動は「善玉」コレステロールを増やします。

 

よく見ると、コレステロール対策は、糖尿病対策と非常に酷似しています。

やはり生活習慣ですね。

私と父のような、心臓手術を一人でも避けてほしい、そう願っています。

 



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